福浦遊歩道

こちらの掲載内容は、2014年初夏の時点のものとなります。

修復舗装された遊歩道正式な名称ではなく、私が勝手に呼び名をつけた遊歩道。東浜地区から福浦橋まで約1,000m程の距離。私が大好きな松島の一風景です。風に吹かれ小さな波が足元の石垣に当たっては、心地よい水音を奏でる素敵な小路です。

松島湾一帯に群生する水草「アマモ」の約90%が津波により壊滅しました。アマモは海水を浄化し、魚の産卵場であったり、隠れ場であったり、稚魚の育成場としても重要な役割を果たす「海のゆりかご」です。昭和高度成長期以前には、邪魔モクと呼ばれるほど松島湾一帯にアマモが密生していました。
震災後、牡蠣の死滅や生育不良が発生しました。アマモの影響とも言われてますが、ここ遊歩道から見る海水も以前より濁ったような気がするのも、その影響でしょうか?
震災復旧だけでなく、震災よりずっとまえ、縄文時代まで豊かな海に戻ってほしいです。

こんな活動団体まであります。素晴らしい活動を応援しています。
【松島湾アマモ場再生会議】

遊歩道から見る福浦島遊歩道から福浦島に目をやると、一本の竹竿が立ってます。なぜかな?