陸前富山(りくぜんとみやま)駅

駅前の入り江人口15,000人と小さい町ながら、松島町には2つの路線と7つの駅があります。東北本線松島駅、愛宕駅、品井沼駅、仙石線(せんせきせん:仙台-石巻)は松島海岸駅、高城町(たかぎまち)駅、手樽(てたる)駅、陸前富山(りくぜんとみやま)駅。
町内に住むご年配の先輩たちはいまでもなお、東北本線を「汽車」、仙石線を「電車」と呼びます。
もちろん車両を呼び分ける名称ではありません。その昔、東北本線は蒸気機関車、海岸線上を走る仙石線は陸橋がおおく軽量な電車が運行していました。その形態の違いが、路線の呼び名としていまだに残っています。

再開を待つ陸前富山駅その「電車」は震災の影響により、今日2014年7月現在も不通です。ただし復旧するまでの間は代行バスの運行が行われています。
松島湾と目と鼻の先にあった富山駅は津波被害を受けました。もともと堤防などない静かな漁村の入り江にある無人駅でした。
より被害の大きかった沿岸の駅は、新たな街とともに引越しますが、ここ富山駅は移設せずに駅施設を改修と防波堤建設が実施しました。

平成28年3月追記

平成27年5月30日の仙石線全線復旧に伴い、4年余りの営業休止ののち陸前富山駅は営業を再開しました。写真はウィキメディア・コモンズよりお借りした、2015年9月23日の陸前富山駅の様子です。

また、こちらの駅には停車しませんが、仙台駅とパレス松洲の最寄り駅である高城町駅を最短26分で結ぶ仙石東北ラインが、2015年5月30日に運行を開始しました。