こちらのサイトでは、訪問されるみなさまに向けて、さまざまな角度から松島の街の楽しみ方をご紹介してきました。
とはいえ、松島観光といえば、まず遊覧船での松島湾一周・島巡りを連想される方が多いのではないかと思います。
日本三景の島々を間近に見てみたい、とお考えになるのは自然でしょう(ゆっくりと眺望をお楽しみになりたい方には、パレス松洲の客室の窓から眼下に広がる絶景がおすすめですよ)。
今回は丸文松島汽船さんにご協力いただき、遊覧船での島巡りをご紹介します。
瑞巌寺の門前町へ続く横断歩道の向かい側。
「ようこそ松島へ」の大きな看板は、SNSなどでアップされているのをよく見かけますね。
観光桟橋の伸びる中央広場の東側に、松島海岸レストハウスがあります。
観光案内所や休憩スペース、ロッカーなどがある施設ですが、こちらで丸文松島汽船を含め、遊覧船を運行する各社のチケットが販売されています。
入り口の脇に、チケット販売窓口が並んでいます。
チケットはこちらで購入するのですが、丸文松島汽船の遊覧船利用にはウェブサイト経由、またはお電話(022-354-3453)での予約が必要です。
予約の状況に合わせて配船するため、乗船のために並んで待ったりすることなく確実に乗船できます、と矢部善之さん。今回お話をお伺いした、丸文松島汽船の松島営業所長さんです。
矢部所長の写真を撮らせていただきました。
丸文松島汽船の遊覧船の主なコースはふたつ。こちら、松島観光桟橋発着のものと、塩竈港(マリンゲート塩釜)と松島を結ぶものです。
後者を利用すると、塩竈から海路で松島訪問が可能です。丸文松島汽船では荷物を預かってもらえるので、到着後そのまま松島を観光できます(パレス松洲にお泊りの場合は、観光のあとでお電話ください。レストハウスまでお迎えにあがります)。
荷物預かりのほかに、丸文松島汽船では利用者に車いすの貸し出しも行っています。
また、授乳場所も用意してくれるので、ご相談を。
丸文松島汽船では8隻の遊覧船を運行しています。
大きなものは300席以上の3階建てのものから、70~80席前後の比較的コンパクトなものまで。
こちらの写真は観光桟橋に停泊中の「第三芭蕉丸」(188席)です。この日はこれから、塩竈港に向かって出発するところでした。
どの遊覧船が配船されるかは予約状況によって変わるので、事前にはわかりません。
大きな船はゆったりと乗れて、見晴らしのいい2階席・3階席が利用できます(要追加料金)。コンパクトな船は水深の浅い松島湾でも航行しやすいので、島々により接近してもらえます。
どちらのタイプの遊覧船にもそれぞれの魅力がある、ということですね。
こちらが乗せていただいた「はやぶさⅡ」。
「はやぶさⅡ」は82席の、比較的コンパクトな遊覧船です。
乗せてもらった便は松島観光桟橋発で、観光桟橋に戻ってくるコースのもの。
修学旅行の小学生の一団がいっしょでした。ほかにも数組のお客さまが乗り込んで、出発です。
出発前に、船内の写真を撮らせていただきました。
ご覧のとおり船内はこぎれいで、シートのすわり心地も良好でした。
出発すると、船長さんや船内販売の販売員さんが、ライブで島々の紹介をしてくれます。
矢部所長によると、この名調子が楽しくて、二度、三度とご利用になる方がかなりいるとか(船内販売も好評だそうです)。
紹介いただいた島々について、ここでは詳述しません。
遊覧中に撮影した島々の写真を掲載しますが、船上からじかに見た眺望にはとうてい及びません。ぜひ、実際に遊覧船をご利用いただいて、ご自分の目で絶景と解説をお楽しみください。
帰港後、旅の道連れとなってくれた小学生たちが口々に「もっと乗っていたかった」と言っていたのが印象的でした。
丸文松島汽船では、笹かまぼこの手焼き体験や焼き牡蠣がセットになったプランや、季節限定の牡蠣鍋コースなども用意されています。詳細はウェブサイトでご確認ください。
リピーターも多くいらっしゃるという遊覧船、まずはぜひ一度、ご体験ください。
ご連絡先
観光の定番って、すてきだから定番なのよね。
リピートされる方も多いんだって!






