
松島の海岸通りに2店舗を展開する松島蒲鉾本舗、通称「松かま」は、素材の魚を活かした味わいと、ぷりぷりとした食べ応えが特色。すり身と大豆をあわせてつくる「むう」も、ふわふわの食感で人気です。
今回お伺いしたSHOBIAN CAFEは、松島蒲鉾本舗 門前店の2階と3階で営業するカフェです。
入店するとまず注文を受け付けるカウンターがあって、その先にフロアが広がっています。自然光が流れ込む暖かいトーンの空間は海向きに開けていて、窓いっぱいの松島の絶景を見ることができます。
SHOBIAN CAFEは2024年の11月にいったん閉店したのですが、2025年7月に、当初は夏季限定として営業を再開しました。
その際に多くのお客さまのご好評があったことから、以降も営業を継続しています。
こちらで提供しているのはコーヒーやソフトドリンク、スイーツだけではありません。アルコール類や、それにあうおつまみなども用意されています。
峪勇店長によると、今後もよりいっそうメニューを充実させていく方向だそうです。
2階から3階に昇ると、ハイテーブルとスツールが並ぶ開放的なエリアがしつらえられています。
入口の案内では「ビアテラス」となっていますが、もちろんそれ以外のものもこちらに持ち込めます。
活況を呈している、宮城のクラフトビール業界。
さまざまなブルワリーが、それぞれの創意を競っています。
こちらでは、宮城で生産されたクラフトビールが複数、用意されています。写真は取材時点での、こちらで飲めるラインアップの一部です。
これらのセレクトは固定されたものではなく、宮城県内産にこだわって、今後もさまざまな銘柄を提供していく方針とのことでした。
2階に戻って、メニューに新しく追加されたばかりの「ずんだパフェ」をいただきました。
全体の甘さに加えられたずんだのわずかな塩味が、絶妙なアクセントになっています。
使用されているずんだは、あおばずんだ本舗のもの。じつは松かまと工場がおとなり同士、というご縁がつなぐコラボレーションです。
このほか、ガトーショコラ・黒糖ゼリーソフトなど、新しいメニューの追加を予定しています。
パレス松洲とは、また違う松島のけしきが楽しめるよ!





