仙台空港と松島・平泉を結ぶ岩手県北バスの周遊バス。数度のダイヤ改正を経て、現在は花巻温泉・花巻空港まで延伸されています。
これまで、数度の取材をさせていただきました。
【2019.11.1】周遊バス 仙台空港~松島~平泉線 ダイヤ改正
このたび、こちらの路線について、チケットの予約・支払い・発券ができ、各種クーポンも利用できるスマートフォンアプリ「すぐのれ~る 」の提供が開始されました。
このアプリでは、松島の各施設が提供する乗客向けの特典も提供されています。
買ってみました
さっそくアプリをインストールして、チケットを購入してみました(以下、スクリーンショットはAndroid端末のものとなります)。
アプリをインストールすると、画面にアプリのアイコンが現れます。
アプリを起動すると、まずチケット購入画面が表示されます。
乗車する区間を入力して、購入枚数を指定します。
購入枚数を指定して、購入者情報を入力します(あらかじめ会員登録をしておけば、あらためて入力する必要はありません)。
クレジットカードによる支払いとなります。カード情報を入力することで、購入手続きは完了となります。
購入手続きが完了すると、アプリ内で購入済みのチケットが確認できるようになります。
購入時に入力した購入者情報のメールアドレス宛に、購入済みのメール連絡が送信されます。
乗ってみました
実際にアプリで購入した電子チケットを使用して、バスに乗ってみることにしましょう。
というわけで、まず仙台空港に来ました。
屋上の展望台からの眺めです。日本航空と全日空の機体がなかよく並んでいます。
実はこの直前、ちょうどいいタイミングで出発する飛行機があったのですが、離陸する姿をうまく撮影することができませんでした。
仙台空港は宮城県の空の玄関。昨年・2018年は約7万5千人に利用されました。
名称は「仙台空港」ですが、所在地は名取市。敷地の一部は岩沼市にまたがっています。
2011年3月の東日本大震災による津波で大きな被害を受けましたが、アメリカ空軍を中心とした復旧作業が行われ、同年4月7日まではオペレーション・トモダチの主要拠点として使用されました。13日には運用が再開されています。
仙台空港は、電車やバスでアクセスが可能です。
仙台空港とJR仙台駅は、仙台空港アクセス線によって、電車で結ばれています。
バスは宮城県内だけではなく、岩手県・山形県・福島県と連絡する路線が運行されています。今回乗車する仙台空港~松島~平泉~花巻空港線もそのひとつです。
バスの停留所はターミナルビル1階正面。
さきほど購入したチケットで、到着したバスに乗車します。
アプリを起動し、「チケット」メニューでチケットを表示します。
「チケットを使用する」の黄色いボタンをタップすると、青と緑の背景の「チケット確認」の画面が表示されますので、バスの乗務員さんに提示してください。
さて、松島へ向けて出発します。
こちらの路線は、その行程の大半を仙台東部道路と三陸自動車道のふたつの自動車専用道路が占めています。
ですので、残念ながら車窓からの風景はそれほどすてきとはいえません。
その代わり、ということではありませんが、車内では無料でWi-Fiが利用できます。
利用時に登録・パスワード入力等は必要ありません。
こちらの路線には、バスガイドさんが同乗しています。
旅程のポイントごとに、案内のアナウンスをしてもらえます。
このほかに、外国人旅行者向けの音声ガイド機器も用意されていて、無償で貸与してもらえます。
こちらを利用すれば、英語・中国語・韓国語・タイ語による案内を受けることができます。
このバスは途中で仙台うみの杜水族館と三井アウトレットパーク仙台港を経由します。
上手に乗り継ぐことで、松島への行き帰りにこちらに立ち寄ることもできます。
仙台空港から、松島海岸駅の停留所まで、所要時間は約55分。
ゆったりとしたバスで、快適な旅を楽しんでいただけます。
松島に到着しました。
松島レストハウスの脇から、観光桟橋越しに見える五大堂の様子です。
クーポン
アプリを立ち上げていただくと、画面最下部のメニューに「クーポン」という項目があるのがわかります。
こちらは、バス利用者向けに松島のさまざまな施設が用意している特典です。
たとえば、少し前に取材させていただいた丸文松島汽船は、航路によって割引、または特典チケットを提供しています。
ダウンロード
アプリのダウンロードはこちらから。
とってもべんり。
特典もついて、おとくだよ!





















