この写真は、松島海岸中央広場から見た五大堂です。
松の枝のあいまから、向かって右側の五大堂に向かって赤い橋が伸びているのが見えるかと思います。
陸地から3つの小島が連なっていて、いちばん海側の小島に五大堂が建てられています。
それぞれの小島のあいだにひとつづつ橋が渡されていますので、拝観するには合計3つの橋を渡ることになります。
陸地からひとつめの小島には物産店が、2つ目の小島には八幡さまのお社があります。
この写真は2つ目の小島から五大堂を撮影したもの。赤い橋が渡されています。
橋床にすき間が設けられているのがおわかりでしょうか。これが「透かし橋」の呼び名のゆえんです。
橋を渡っている途中で、このすき間から海面を覗くことができます。
松島町のウェブサイトには「昔は松の丸太だけの橋でとても不便であったために、板を使用して作られた
」との説明があります。
いまでもすき間が空いたままなのは、聖域である五大堂を詣でるにあたって、足取りに留意しながら気を引き締めて渡るように、という意図だとか。
橋のたもとからたもとへ2枚の板が渡されているので、途中で海に落ちることはありません。
ただし、くれぐれも落としものにはご注意を。
松島湾を望む小島のうえに建てられたお堂ですので、五大堂は絶好の眺望スポットでもあります。
今回取材しているあいだにも、日本三景をバックに記念撮影をする観光客の方々のすがたが絶えませんでした。
先にも書いたとおり、こちらは無償で拝観できます。
松島観光の折には、ぜひお忘れなくお立ち寄りください。
なお、パレス松洲にお泊りのお客さまは、近隣までお送りいたします。
お迎えにも上がりますので、ぜひお気軽にお申し付けください。
拝観料はいらないの。
ぜひ立ち寄って!