松島博物館 企画展「松島芭蕉祭並びに全国俳句大会」

条幅の展示

陰暦10月12日は「時雨忌」、俳聖・松尾芭蕉の忌日です。
これにちなんで松島では例年11月に、松尾芭蕉祭と全国俳句大会が開催されます。

なのですが、今年・令和2年は感染症拡大防止のために開催が中止となりました。
松島博物館では11月21日(土)より、この恒例のイベントにちなんだ展覧会が開催されています。

大会は中止となりましたが、宮城県俳句協会による郵送での事前投句の募集は行われました。
選者は対馬康子氏と能村研三氏。取材日現在ではまだですが、結果は松島町ウェブサイトなどで発表されます。

今年の開催で、松尾芭蕉祭・全国俳句大会は第66回となる予定でした。
これまで、多くの著名な俳人が選者をつとめてきました。

展示の模様

条幅の展示

企画展は過去に招聘された選者のうち、今回の選者のおふたりに縁のある俳人にちなんだ内容です。
取材日時点で取り上げられているのは第2回大会の選者をつとめた中島斌雄と、第6回の能村登四郎。それぞれの大会の入選作の短冊でつくった屏風と、選者の献句の条幅が展示されています。

松島町産業観光課の荻野さんによると、展示替えの予定もあるとのこと。山口青邨有馬朗人にちなんだ展示が予定されているそうです。


松島博物館は、観瀾亭の入場料をお支払いいただくことで、あわせてご覧いただけます。

観瀾亭(かんらんてい)

昨年・2019年は松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅に出立してから330周年にあたる年でした。11月末には、それを記念する大会となった第65回の入選作を掲示するパネルの展示が追加される予定とのことです。
伊達家の月見御殿をご覧になったあとに、お立ち寄りください。

観らん亭でひとやすみしたあとは、こっちにも!

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