松島を拠点に、宮城の名物グルメのひとつ「笹かまぼこ」を製造・販売する松島蒲鉾本舗。
「松かま」の通称で親しまれ、松島町内では総本店・門前店の2店舗を展開しています。
門前店の2・3階にあるのが、今回お伺いしたSHOBIAN CAFÉ(しょうびあん かふぇ)。
2017年の5月に一度取材しましたが、リニューアルにあたって再度訪問してきました。
松島を訪れる多くの方々が観光の起点とされる、松島中央広場。遊覧船の発着する観光桟橋は、ここから伸びています。
取材日は晴れわたった春の日でした。まずはここで、松島の眺望を撮影してみました。
広場の向かい側には瑞巌寺の総門があって、そこから参道が伸びています。
総門に至る仲見世通りの入り口右側にあるのが、松かまさんの門前店です。
さきほどの撮影ポイントから180度向きを変えると、国道45号線を挟んで、三角屋根の建物が目に入ります。こちらが松かま門前店です。
取材日はたまたま門前店はお休みでしたが、こちらでは笹かまぼこを中心としたさまざまなおみやげと、大豆を使った人気の揚げかまぼこ「むう」の揚げたてを販売しています。
建物の2階と3階に見えるテラスが、今回取材したSHOBIAN CAFÉです。
松かま門前店の入り口右側から伸びる階段が、SHOBIAN CAFÉの入り口になります。
はじめにも書きましたが、こちらは令和3年4月下旬にリニューアルオープンしました。
リニューアル、とはいっても、インテリアなどが変更されたわけではありません。
昨年このカフェの店長に就任した峪勇さんによるお店のスタイルの変更が、その主眼です。
階段を登りきると店内です。以前と変わらない、開放的なカフェスペースになっています。
大きく開いた窓越しに、松島の眺望が楽しめます。
以前、こちらは注文したものをカウンターで受け取って席まで自分で運ぶ、セルフサービススタイルでした。
リニューアル後はランチタイムメニューとしてパスタの提供を開始し、ゆっくりと楽しむフルサービスのカフェとなりました。
峪さんはイタリアンのシェフです。今回のスタイル変更は、その経験と技術を生かしたもの。
パスタ以外のメニューも、峪さんは検討中のようですよ。
3階は、お食事終了後に展望を楽しむエリアとなりました。
写真はSHOBIAN CAFÉの3階から見た松島。最初に掲載した松島中央広場からの眺望と同じ風景です。
メニュー
パスタランチ(1,200円)
峪店長が「いちばんおいしい」と太鼓判を押す、淡路島産の生パスタを使った日替わりのパスタランチ。
ぱんや あいざわさんのバゲットとソフトドリンクがセットになっています。
(写真はイメージです。日によって内容は異なります)
Photo by courtesy of 松島蒲鉾本舗. All rights reserved.
マグロカツバーガープレート(1,000円)
こちらはリニューアル以前からの人気メニュー。
かまぼこ屋さんが母体のカフェらしく、すり身を使ったカツが使われています。
ソフトドリンク・皮つきポテトがセットになります。
Photo by courtesy of 松島蒲鉾本舗. All rights reserved.
「金のいぶき」ワッフル(950円)
「金のいぶき」とは、宮城県産のブランド玄米。そのまま炊いただけで、白米に負けずおいしく食べられる玄米です。
こちらは「金のいぶき」の米粉を使用したもちもち触感のワッフル。アイスクリームが添えられて、ソフトドリンクがセットになっています。
Photo by courtesy of 松島蒲鉾本舗. All rights reserved.
Photo by courtesy of 松島蒲鉾本舗. All rights reserved.
海岸通り沿いには食事しながら眺望を楽しめる飲食店がそろっていますが、こちらもそのひとつです。
気軽に楽しめる従来からのアイテムに加えて、峪店長の手になる新しいメニューの登場も、これから期待できそうです。
ながめのすてきなカフェだよ!
(パレス松洲のながめもすてきだよ!)