春がすこしずつ

立春はとうに過ぎ、春分も過ぎました。東京では今週、桜の開花宣言が発せられました。

でも、ここ宮城ではまだ三寒四温。これから掲載する画像を撮影した3月23日は風が強いながらも日差しの暖かな日でしたが、これを書いている24日は宮城には早朝に雪の舞った地域もありました。
でも、春は確実に到来しています。

パレス松洲入り口の椿

当館入り口からエントランスに向かう駐車場脇の道路に沿って、ちょうど見頃に咲いていた椿です。

椿は松島のあちこちに植えられていますが、まだつぼみだったり、散りはじめていたり、さまざまです。

自動車でお越しの方には、見逃されてしまうかも知れません。

現在、当館の入り口は工事のため、ちょっとわかりづらくなっています。通常より松島一の坊さま側に入り口が移っておりますので、申し訳ありませんがご来館時はご注意ください。

パレス松洲入り口の椿

松島の春の海

この日は晴れていて、日差しはあたたかかったのですが、少々強い風が吹いていました。スプリングコートが欲しくなるような気候です。

おだやかなさざなみの立つ、松島の春の海です。

晴天の青い空と海、松の緑のなかにたたずむ五大堂です。

平日でしたが、散策する観光客のみなさまの姿を数多く見かけました。

春の五大堂

観瀾亭脇の桜の木

春といえば桜。
宮城の桜は、例年4月の下旬頃より見頃になりますが、今年は多少早くなることが予想されています。でももちろん、まだ先のことです。

こちらの写真は観瀾亭脇の桜の木です。もちろん、開花の様子はまだありません。4月半ばから5月にかけて松島へご訪問いただく予定の方は、お楽しみにどうぞ。

つぼみはでていますが、固い感じです。
ふくらみはじめるのは、まだこれからなのでしょう。

松島の桜の名所として知られる西行戻しの松公園は3月23日現在では、今年2017年については4月11日頃の開花が予想されています。

桜ナビ 2017

観瀾亭脇の桜の木

観瀾亭

軒端の梅

春の先触れを伝える花といえば、まっさきに名前が挙がるのが梅です。松島ではいろいろなところに梅が植わっています。

こちらは「軒端の梅」です。
松島の小太郎と象潟(現・秋田県にかほ市)の紅蓮尼の悲恋伝説が、松島には伝わっています。ふたりを供養する比翼塚の前で、紅白の梅が身を寄せ合うように花を咲かせていました。

小太郎と紅蓮尼の伝説については、こちらをご覧ください。

まつしま花あるき 軒端の梅・比翼塚・三聖堂

この縁で、秋田県にかほ市と松島町は夫婦町として盟約し、まもなく30年になろうとしています。
紅蓮尼の伝説は、地域の銘菓のひとつである松島こうれんの由緒ともなっています(当館のおみやげ処「かもめ屋」でもご購入いただけます)。

軒端の梅

比翼塚

松島で著名な梅といえば、伊達政宗公手植えの伝説が残る瑞巌寺の臥竜梅です。
でも、瑞巌寺のFacebook記事によると、開花はまだ先のよう。これから松島をご訪問される方は、楽しみにお越しください。

3/24追記

今回は、おとなりの円通院におじゃまさせていただきました。

円通院の白梅

小堀遠州の作庭になる伊達藩江戸屋敷の庭を移植したと伝えられる「遠州の庭」脇の白梅です。向こうに本堂である大悲堂が見えます。

白梅はまだ咲き始め、といった風情で、枝には多くのつぼみが連なっています。

五分咲き、といったところでしょうか。
清楚な佇まいが素敵です。

見頃はこれからですね。近々松島をご訪問のご予定がおありの方は、ぜひ円通院でご鑑賞ください。

円通院の白梅

円通院の紅梅

こちらはバラ園手前、大悲堂裏へと連なる小道の入り口にある紅梅です。この紅梅の脇の坂道が、伊達政宗公の孫・光宗公を祀る霊廟・三慧殿への小道に続きます。

白梅にくらべてだいぶ開花が進んでいます。もうまもなく、見頃となりそうです。

軒端の梅とは違う、淡い色の可憐な紅梅です。

春の円通院はお花にあふれ、訪れる方々の目を楽しませてくれます。
そばにある和洋折衷の様式で名高いバラ園「白華峰西洋の庭」の見頃はもっと先、初夏の6月頃からになります(昨年のバラ園の様子はこちらをご覧ください)。

(注:じつは紅梅ではなく、花桃のようです。訂正いたします)

円通院のふきのとう

境内のあちこちで、ふきのとうがあざやかな黄緑色の顔を出していました。

みちのくに、遅い春が到来しています。

円通院

ほかの地方よりちょっと遅めだけど、松島にもこれからたくさんのお花が咲くよ!
5月の下旬には、セッコクだって咲くんだから。見にきてね!

Posted in パレス松洲から.

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