新しいロケーションは、パレス松洲から歩いて8分ほどになります。自動車から見てもひとめでわかる、黄色と青の看板が目を引きます。
オンシーズンに車で松島に来ると、意外と駐車場に困る場合があります。移転後の松島レトロ館は、7台分ほどの駐車エリアを備えています。
(パレス松洲をご利用の方は、お車を置いてから観光へどうぞ。チェックイン前でも駐車場をご利用いただけますし、送迎もいたします)
エントランス前では、エスエス製薬のマスコット「ピョンちゃん」がお出迎えしてくれました。
公式サイトの情報によると、どうやらこれは1975年に登場した7代目の「躍進ピョンちゃん」のようです。
昭和の時代には、お薬屋さんの店頭を飾る製薬会社のマスコットをよく見かけました。
最近あまり見かけなくなったのは、昭和末期に道路交通法が改正されたため、らしいです。
入館すると、最初の展示は音楽コーナーです。
壁面には昭和のスターや平成の大人気グループ(まだメンバーが6人の時代ですね)のポスターが並んでいます。
移転前からそうでしたが、さまざまな世代のお客さまに楽しんでもらうために、展示物には比較的新しめのものもセレクトされています。
資料的価値よりエンタテインメントを重視する姿勢は変わりません。
実際にお伺いされて展示物に接するときのお楽しみに、写真の掲載は控えめにしておきましょう。
取材中に来館された若いカップルは、ゲーム機器のショーケースを前に感激の声をあげていました。
展示物の多くを手に取ることができる、というこちらならではの楽しみは、移転後も同様です。
なかでも人気の「懐かしのおもちゃ」体験コーナーは、ゆっくり遊べるよう、移転前より余裕を持ってレイアウトされています。
駄菓子屋さんコーナーは、移転後もひきつづき設置されています。
以前同様購入が可能なものもあるので、おみやげはこちらで。
フロアは以前よりコンパクトになりましたが、バリエーション豊かな展示は変わりません。
お伺いしたのは再オープン直後。移転に予想以上の時間がかかったということで、これからさらに展示を充実させていくとのお話でした。
以前の取材時にもお伺いしましたが、2度・3度と足を運ばれるお客さまが少なくないそうです。
ご年配の方には懐かしく、若い世代には新鮮。パレス松洲からは、徒歩で10分弱です。
いちど来ると、けっこうはまっちゃうみたいだよ!