アトリエ禅

旅から持ち帰るいちばん大事なものは、もちろん心の中の思い出です。
さまざまなおみやげはその思い出を支え、まただれかに伝えるためのよすがとなります。

松島の海岸通りには、それぞれ個性を持ったおみやげ屋さんが並んでいます。また松島直秀こけしのように、松島の風土そのものを宿したおみやげもあります。
旅の時間を、手元に残す。今回訪問したスポットには、そんな目的にぴったりのおみやげがありました。


陽徳院山門

海岸通りから瑞巌寺の参道を進むと、延命地蔵尊のある拝観受付に到着します。
受付に向かって左に曲がると、洗心庵円通院。右に進むと、伊達政宗公の正室・めごひめの霊屋のある陽徳院の前に出ます。

陽徳院は一般公開されておらず、境内を拝観することはできません。
写真は、松島町指定の有形文化財である陽徳院の山門。江戸時代初期の建立になるものです。

そのまま進むと道は右に曲がっていって、瑞巌寺の放生池・はす池に到着します。
季節にはきれいな蓮が咲くのですが、残念ながらオフ・シーズンでしたので写真は載せません。

はす池先の三叉路を左に折れると、カフェ・アルバートぱんや あいざわがあるエリアです。
三叉路の角にあるのが、今回お伺いしたアトリエ禅です。オーナーの天野宏典さんが、アトリエの前で待っていてくれました。

アトリエ禅

アトリエ禅

日本画

こちらのアトリエでは、天野さんの手になる作品が展示・販売されています。
天野さんは松島出身。このアトリエは、ご生家のすぐとなりに建てられています。

もともとは日本画を学ばれていたとのことで、「禅」の名称は私淑する白隠禅師にちなんだものだそうです。
こちらはアトリエ内の、水墨画の技法で描かれた作品が展示されているコーナーです。

東京をはじめとする各地の公募展に出展していた天野さんがこのアトリエを開いたのは、2015年11月でした。
以来、オープン前の予想を超える多くの方々がこちらのアトリエに訪れてくる、とのことです。お客さまは老若男女問わず、世界各国より。

天野さんは手法にとらわれることなく、さまざまなスタイルで製作をおこなっています。こちらには、コンテンポラリーアートが展示されています。

コンテンポラリーアート

パステル画

もちろん、松島の情景は主要な題材です。

松島の美、といえばまずは島々のかたちづくる自然の奇観ですが、日本百名月にも認定登録された月や、パレス松洲の客室や大浴場からもご堪能いただける朝日の美しさも忘れてはいけません。湾内にかかる3つの赤い橋(渡月橋福浦橋透かし橋)にも、テーマとして魅力を感じる、と天野さん。

こちらの一角に展示されているのは、そんな松島の風景を切り取ったパステル画です。


これまで挙げた作品は、どれも購入が可能です。価格はこちらには掲載しませんが、意外とリーズナブルに感じていただけるかと思いますので、訪問時にご確認ください。
これら以外にもこちらのアトリエには、もっと気軽に手にしていただけるアイテムも用意されています。

松島の風景が描かれた、はがきサイズのパステル画。
この大きさだと、合わせるフォトフレームなども入手しやすいかと思います。お部屋にちょっと飾ったりするのにはぴったりです。

これらは1枚1枚、天野さんの筆になるものです。
切り絵や版画のニュアンスを意識して描かれているそうです。

パステル画

パステル画

色紙

色紙

もう少し大きなものとして、色紙もあります。

こちらの仏画は人気とのことでした。もちろんパステル画と同様、天野さんの肉筆です。
パステル画も、色紙も、持ち重りのしない一点もののおみやげです。

あまり構えずに、気軽に立ち寄ってほしい、と天野さんはおっしゃいます。
観光の合間に、ふらりと覗いてみてはいかがでしょうか。

アトリエを出て、前の通りをそのまま南に、海岸通りに向かってたどります。
歩いていくと、通りのまっすぐ向こうに松島のシンボル、五大堂の姿が見えてきました。

五大堂

松島の風景を持ち帰れるよ。
おうちに着いても忘れないでね!

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