令和3年(2021年)秋~4年(2022年)のシーズンの営業情報は、こちらをご覧ください。
すこし前に、古浦かき組合をご紹介しました。
松島は全国に知られた牡蠣の名産地。ほかにも、直接牡蠣を購入できる生産工場があります。
今回お伺いした磯崎漁業組合は、パレス松洲から徒歩でも訪問することができる距離にある直売所です。
右折すると、道はそのまままっすぐ、大きな橋に続いています。
この橋が、松島と磯島をつなぐ磯島大橋です。
磯島は人工島で、平成17年より利用が開始されました。磯崎漁業組合は、この磯島にあります。
磯島大橋を渡ります。橋の上から左手を見ると、生産工場の全容を見ることができます。
磯島に到着。生産工場の正面へ回ります。
「生かき直売所」の大きな看板が、工場の入り口に掲げられています。
東日本大震災の時には、この工場も大きな被害を受けました。
工場は水をかぶり、島の周囲にある漁港の岸壁が崩れたりもした、と教えてくれたのは、取材時にご対応いただいた磯崎漁業組合の菊池喜美江さんです。
震災時には県内の養殖場の多くに被害がありました。でも、すべてが失われたわけではありません。
磯崎漁業組合では残った牡蠣を育て、東日本大震災のあった2011年にも出荷を行っています。
工場の作業場をのぞかせてもらうと、みなさん牡蠣剥きの最中でした。
約1年間の養殖期間を経て出荷される、小粒ですが味が濃厚で、加熱調理時の身の縮みも少ない、ぷりっとおいしい名産品「松島の牡蠣」です。
購入された牡蠣は、お持ち帰りいただくだけではなく、ヤマト運輸のクール宅急便で全国への発送も行ってもらえます。
翌日には送り先に届けることのできる航空便の取り扱いも、今年から開始したとのことです。
2019年10月に猛威を振るった令和元年台風19号の被害は、牡蠣の養殖にも及びました。
松島へお越しの方は、ぜひおいしい松島の牡蠣の「食べて応援」をご検討ください。
こちらの磯島は、毎年11月23日の「牡蠣の日」に開催される「松島大漁かきまつり in 磯島」の会場となっています。
磯島の南岸からは、パレス松洲が見えます。
取材のついでに寄り道して、ご利用のお客さまにはあまりご覧いただく機会のない、海側から見たパレス松洲の写真を撮ってみました。
お車だと、パレス松洲からは5分弱。徒歩でも20分弱で到着します。
お天気のいい日などでしたら、海辺のお散歩気分で訪問するのも、楽しいのではないでしょうか。
磯崎漁業組合直営のかき小屋「旬味 かきの里」が2月末まで営業しています。2019-20年のシーズンは土日祝日のみの営業となります。
パレス松洲でも、ご夕食に牡蠣鍋の提供を開始しました。
登場を毎年心待ちにされているお客さまもいらっしゃる、評判の牡蠣鍋です。ぜひご来館いただき、ご賞味ください。
漁師さんたちはがんばってカキを育ててるよ。
食べにきて!