こちらはJR仙石線の松島海岸駅。
町内のJRの駅のなかでは松島観光の中心となるエリアまで比較的近く、観光客の方々にとって松島への玄関口となることも多い駅です(パレス松洲をご利用の方は、駅に到着されましたらご連絡をくださいませ。車でお迎えにあがります)。
駅前にはさまざまなお店が並んでいます。写真だと右側に見える青い看板のお店が、今回訪問したILE CAFE(イルカフェ)さんです。
お店の軒には、看板と同じ青いテントが。
店頭にはきれいな写真で、さまざまなメニューが張り出されています。
ILE CAFEのオープンは2004年。東北のおいしいものを紹介したい、というオーナーの思いをコンセプトに開業されました。
(看板にはURLが書かれていますが、現在はウェブサイトは公開されていませんので、ご留意を)
こちらの各メニューは、お店の中で召し上がることも、テイクアウトすることもできます。
場所柄、これから観光スポットへ向かう方たちや、松島を離れるにあたってひといきついて行かれる方たちが、ひっきりなしに訪れます。
取材は人出が一段落した平日の午後でしたが、その間も入れ代わり立ち代わりご来店がありました。
オーダーはこちらのカウンターでどうぞ。
こちらのコーヒーは30年以上の歴史と多くのファンを持つ仙台のロースター、デ・スティル コーフィーが焙煎した豆を使用。
シーズンの果物でつくる人気の生ジュースは、季節が過ぎると次のメニューへ変わります。
カウンターの脇ではオリジナルバッグなどのグッズや、山形県大石田町の次年子窯の陶器などが販売されています。
カウンターの反対側は、飲食スペースです。
カフェオレやショコラなどのコーヒーバリエーション、季節のフルーツを使用した(取材時は美里町のいちごでした)アレンジドリンクや甘いものなど、メニューは豊富です。お好みのものをどうぞ。
脇の階段を昇ると、2階席もあります。落ち着いて飲みものやスイーツを楽しみたい、ゆっくりおしゃべりなんかもしたい、という方は、テーブルが置かれたこちらのフロアのほうが向いているかも。
なお、2階席は禁煙です。
お店オリジナルのスイーツもありますが、こちらでは以前お邪魔した菓子工房 松田屋さんの「完熟チョコレート」も提供しています(ご近所ですものね)。
「イルカフェ」の名前は、フランス語のÎle(=島)から。美しい島々のある土地のカフェ、ということですね。
4月から11月までは水曜、それ以外の時期は水曜と木曜がお休みですので、ご留意ください。
移転について
こちらの記事を公開した約1年後、2019年4月に、Ile Cafeさんは移転オープンしました。
移転先は陸奥物産店の店舗内、室内釣り堀 釣物語in松島の1階になります。
スタンドでの販売のみになりましたが、メニュー等に変更はありません。
おすすめメニュー
先にも書きましたが、東北の果物を直接仕入れてつくるメニューは、それぞれのシーズン限定となります。
取材時は仙台いちご「もういっこ」を使ったメニューが出されていましたが、これは冬から春まで。果物を使用したメニューは、この季節にはほかに鹿島台のデリシャストマト、夏は山形のスイカやメロン・地元産ブルーベリー、秋から冬は山形の洋ナシや利府町の梨などが中心となるとのお話でした。
季節限定 生ジュース
写真左より「いちごとしぼりたてオレンジ」440円、「いちご100%」490円、「いちご牛乳」440円。
写真ではアイスが乗っていますが、これは+80円のトッピングです。
水出しアイスコーフィー
ピュアな味わいが楽しめるダッチ・コーヒーです。
カウンターの脇に置かれたウォータードリッパーで一滴一滴、7時間以上かけて抽出されます。
濃厚牛乳プリン 100%いちごソースのせ
こちらもいちごの季節限定ですね。
1日20個限定とのことです。
季節のフルーツの生ジュース、おいしいよ。
そのシーズンにしかのめないよ!