サマサマ(Sama Sama)

観るひとの心に深い印象を残す松島の眺望は、自然がつくりだしたものです。
古来、天然の絶景に感銘を受けた多くのひとびとが、この土地の歴史を刻み、文化をはぐくんで来ました。

自然をいつくしむ心の奥底には、どこかアジア的な価値観が潜んでいるようにも思います。
今回訪問したお店からは、そんなつながりを感じ取っていただけるかもしれません。


松華堂菓子店わきの小径

前回の「まち歩き」で取材したテイクアウトのお店・げんぞうは、五大堂のすぐわきにあります。

げんぞう

五大堂前の横断歩道を渡って、左へすこし。
松華堂菓子店のある角から北西に向かって、小径が伸びています。

松華堂菓子店

この小径をみちなりに進むと、アトリエ禅カフェ・アルバートぱんや あいざわなどがあるエリアです。
さらに進むと、陽徳院に突き当たって左に曲がり、瑞巌寺円通院に至ります。

小径に入ってすぐに右手にある岩肌のくぼみに、お店が立っているのが見えます。
インドネシア語で記された看板が印象的なこちらのお店が、今回取材した「サマサマ」さんです。

サマサマ(Sama Sama)

サマサマ

店構えにはところどころにエキゾチックな、インドネシア・バリ島風の意匠がほどこされています。
こちらは取材時で松島唯一の、アジア料理を中心に提供する飲食店です。

じつはサマサマは、げんぞうの姉妹店です。
年に一度はバリ島に行かれるという、げんぞうの店長の庄司美智代さんが、こちらのお店の店長も兼任しています。

げんぞう同様、こちらもテイクアウトのお店です。

フードやドリンクを提供する建物の前には、食事のできるエリアが広がっています。岩壁の洞窟を利用した席もありました。
日本的でもあり、同時に暖かいアジアの国々につながる雰囲気も持つ、独特の空間です。

日本と同じく自然災害が多い、インドネシアなどのアジアの国々と、海を通じてエネルギーを共有したい。そんなふうに、庄司さんはおっしゃいます。

サマサマ

鶏つくねのフォー(700円)

鶏つくねのフォー(700円)

こちらのフードは現地のものそのままではなく、独自のアレンジがほどこされたものです。
お店はバリ島風ですが、メニューはインドネシアのものに限定されません。

鶏つくねのフォー(700円)をいただきました。ベトナムの米粉麺を、インドネシアの肉団子スープ「バッソ」にあわせたものです。
一般的なフォーより濃厚な味わい。お店特製のサンバルやトラシ(インドネシアの調味料)を加えると、また違った風味を楽しめます。

メニュー

バリ風味とりつくね(1本 300円)

サンバルはインドネシア料理の基本となる、辛い調味料です。バリ島では各家庭で手づくりします。
こちらのお店でも、サンバルは自家製です。

こちらはそのサンバルを練りこんで焼いた、オリジナルの鶏つくねです。

バリ風味とりつくね(300円)

バリ風味とりつくね(300円)

Photo by courtesy of 松島観光写真. All rights reserved.

チャイ(ホット・アイス)

チャイ(ホット・アイス)

Photo by courtesy of 松島観光写真. All rights reserved.

チャイ(ホット450円・アイス500円)

シナモンをはじめ、独自にブレンドした数種類のスパイスを使用したミルクティーです。
本場インドのチャイ同様に甘いのですが、よりすっきりとした味わいに仕上げられています。


気温の高い季節に、お店の前にのんびりと座っていると、岩肌や木々のつくりだすこのうえなく日本的なはずの周囲の眺めに、どこか南アジアの国々に通じる潤いを感じます。
きっと、海でつながっているから、なのでしょう。

リンク

サマサマは基本的に週末だけの営業です。営業予定は、Facebookページの情報をご確認ください。

サマサマ 公式サイト

サマサマ Facebookページ

パレス松洲からの地図

姉妹店 げんぞうの記事はこちら。

げんぞう

アジアンなお店が、松島のまちにとけ込んでるよ。
ちょっと不思議だけど、おいしい!

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