浅野商店は、この場所で営業して100年ほどの歴史を持つ老舗です。
いまはお米屋さんですが、その昔は精米の請負や米問屋のようなお仕事を行っていたとか。
以前から地元の方々の依頼で、慶事の際のお赤飯などを提供することはあったそうなのですが、現在のようにさまざまな具材のおこわを調理して店頭で販売するようになったのは、現在の店主の浅野新吾さんにお店が代替わりしてから、とのことです。
県内で農業関連の仕事に就いていた浅野さんがお店を継いだのは、東日本大震災後。同世代の方々が松島の復興のために奔走している姿を見て、いっしょに松島を盛り上げるべく戻ってこられました。
お赤飯をはじめ、冬場の松島名産・牡蠣、舞茸、しそとじゃこなどを炊き込んだおこわが並んでいます(お伺いしたのは午後だったので、品数はもうだいぶ少なくなってしまっていました)。
夏場には、これも松島名産のアナゴが登場します。
おこわは1パック150円~300円ほどとリーズナブル。写真は2色セットで、牡蠣おこわとお赤飯のセットが450円、舞茸おこわとお赤飯のセットが350円です。
こちらのおこわに使われているもち米は「みやこがねもち」。もち米の王様といわれるこがねもちのうち、高品質の宮城県産のお米に特に冠されるブランドです。地元の方々、観光客の方々、どちらも買っていかれるとのお話でした。
素材の味を損なわないよう、おこわそのものはあっさりと仕上げられていて、お米の甘みをそのまま感じることができます。具材はしっかりした味付けなので、ものたりなさはありません。
松島らしいおみやげを、みたいにお考えの向きは、お店でついたおもちはいかがでしょうか(上掲のおこわの写真に、いっしょに写っています)。
また宮城県産のブランド米を小分けにパッケージしたお米キューブなども、喜ばれるかと思います。
おいしいけど、食べ過ぎないでね。
(おなかにたまるよ!)






